ETC(Electronic Toll Collection System、エレクトロニック・トール・コレクション・システム)は、国土交通省が推進する高度道路交通システムの一種、ノンストップ自動料金収受システム。「ノンストップ自動料金支払いシステム」と呼ばれることもある。日本では一般にイーティーシーと呼ばれ、定着している。国土交通省はイーテックという愛称をつけているが[1]、ほとんど浸透していない。 有料道路を利用する際に料金所で停止することなく通過できるシステムで、無線通信を利用して車両と料金所のシステムが必要な情報を交換し、料金の収受を行う。 日本以外の諸国(#日本国外のETC)でも同様の料金収受システムが構築されているが、本稿では日本のETCについてを記す。「ETC」およびETCロゴは財団法人道路システム高度化推進機構の登録商標である。
ETC車載器(車載機とも書く。以下、車載器)を導入した自動車が料金所のETCレーンに進入すると、無線通信により車載器と料金所の間で料金精算に必要な情報が交換される。車両の情報、ETCカードの番号、入口料金所、出口料金所、通行料金などである。通信が正しく行われ、情報に問題がなければ、ETCレーンに設置された開閉バー(発進制御棒)が開き、車両は停止せずにそのままレーンを通過出来る。ETCレーンを通過する際はETCカードをあらかじめ車載器に挿入し、車載器によるカードの認証を終えている必要がある。車載器がカードの認証を終えていない場合、または通信中に何らかの異常があった場合や情報が正しくない場合などには開閉バーが開かず、料金所を通過出来ない。なお、無線通行をしない場合は「一般」または「ETC/一般」の表示があるレーンを利用する。この場合、対応している有料道路であればETCカードを料金精算に利用できる(ETCレーンがない場合を参照)。 車載器には、あらかじめ設置する車両の情報を登録しなければならない。これをセットアップといい、車載器がセットアップされていない場合、無線通行は利用出来ない。車両の入れ替え、車載器の譲渡などで車載器を別の車に移す場合には再セットアップを行う必要がある[3]。セットアップが行ってあればどのETCカードでも利用可能であり、料金は利用時に挿入されているETCカードの契約者が支払う。なお、セットアップ・再セットアップは有料である。
高度道路交通システム(こうどどうろこうつうシステム)は、ITを利用して、輸送効率の向上、道路交通を快適にするための交通システム。普通、世界共通でITS(Intelligent Transport Systems)と呼ばれる。 なお、ITSの本来の訳語は高度交通システムであり、この名前を用いているところもある。その分野も鉄道、海運、航空を含むが、多くは自動車と歩行者に対する道路交通であり、特に日本では官庁として国土交通省道路局が関わっている。
ETCカードの挿し忘れや通信エラーなどで、開閉バーが開かなくても衝突せずに確実に停止可能な速度で料金所のレーンを通過しなければ危険である。各事業者は、ETCシステム利用規程などで定め、20km/h以下の低速で料金所を通過するよう、周知活動を行った。しかし、速度超過でのレーン進入と、 ETCのブースや開閉バーを破壊する事例が相次いだため、NEXCO中日本では2008年11月25日から、NEXCO西日本でも2008年12月から、 NEXCO東日本でも2009年3月16日から、開閉バーの開くタイミングを遅くし、過剰な速度での通行ができなくする対策が順次実施している。 一旦停止を必要とする「スマートインターチェンジ」も実用化に向けて各地で実験が進められ、その一部は2006年10月1日から恒久化されている。現在、スマートインターチェンジより入りそのまま出てしまうと、エラーとなってゲートが開かない不具合が報告されている。 ETCの不具合で事故車になってしまったらあきらめないで相談するのが大切です。事故車買取りしてもらえる理由だそうです。
ETCの車載器をハードウェアの形式で分類すると、無線通信を行うアンテナ部を別ユニットで持ち、ETCカードと併せて3つのパーツから成り立つ3ピース(アンテナ分離型)と、アンテナ部を内蔵した2ピース(アンテナ一体型)の二つのタイプがある。 ソフトウェアの機能で分類すると、カードの入れ忘れ等をブザーで知らせるタイプと、音声で料金などまで案内してくれるタイプの二つがある。 利用履歴を、連動したカーナビゲーションで管理できるものもある。の車載器をハードウェアの形式で分類すると、無線通信を行うアンテナ部を別ユニットで持ち、ETCカードと併せて3つのパーツから成り立つ3ピース(アンテナ分離型)と、アンテナ部を内蔵した2ピース(アンテナ一体型)の二つのタイプがある。 ソフトウェアの機能で分類すると、カードの入れ忘れ等をブザーで知らせるタイプと、音声で料金などまで案内してくれるタイプの二つがある。 利用履歴を、連動したカーナビゲーションで管理できるものもある。